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毒ギョーザ問題その2 高村外相、中国からの要請認める [政治]

いくつか要人のコメントが出てきましたので少しサマライズしときます:

福田首相
へー、知らなかった。どうなってんだ

町村官房長官
そういうこと(掘り下げるな)を発言する必然性もなければ、理由もなければ、全くありえない話。
そういう指示をしたことはないし、それは事実無根。
様々な情報交換をしているが、具体的にいつどういう形でというコメントはしない。

高村外相
情報提供者が公表しないでほしいと言っている以上、公表しない。
捜査のことだからということにも一定の合理性がある。
(毒物の混入場所について)日本側が言っていた(通りである)可能性が
大きくなったと判断されるようなことを通報してきた。われわれとしては一定の評価をした。

これらを見ると、昨日の「掘り下げるな」発言の源は外務省であることは間違いないと思います。
問題は

1.本当に福田首相の耳には入っていなかったのか?
2.外務省の実質的な指示者は大臣だったのか官僚だったのか?

1.が事実であれば、このような比較的重要なレベルの案件を首相に知らせない政治体制には問題があり福田首相のリーダーシップが問われるでしょう。
1.が事実でないならば、日本の政治体制の隠蔽体質が問われることはもちろん
この事実を公表しないことで、日本国民および日本国にどういった利益がもたらされるか
内閣はきちんと説明すべきでしょう。

2.が大臣であったならば、この情報を公表しないことで生じる様々な事態に対して
町村氏が責任を負わねばならなくなります。
しかし逆に言えば、「公表するな」と言われその通り指示した人間であれば
最後までそのことを言及しないような気がします。
つまり、「掘り下げるな」と実質的に指示したのは、外務省官僚であった可能性が極めて高い気がします。

最終的にこの問題はうやむやになるというのが日本の政治の定石ですが・・・

現段階で言えることは、中国政府の一番の目的が五輪終了までは中国のメンツを保つということ
そして中国政府は実際その目的を遂行できているということ

つまり

今回の中国での食中毒問題を隠蔽しきれないと判断し
(隠蔽しようとしながらも日本に情報が漏洩すると中国のメンツがつぶれる)
日本の外務省に最低限の情報を伝えるものの公表しないよう釘を刺すことで
中国国内のメンツを保ちつつも日本への対応の不備は全て日本政府に抱きかかえさせたというわけだ。
なんとも強かな国である・・・



参考までに外野の声も追記しておきます:

民主党小沢代表
日本の国、国民の視点から政治行政が行われていない。
日中は日米と同様に大事な関係だが、言うべきことはきちんと言わなければ国民の利益は守っていけない。

本当にそう思っているのであれば、あなたが率先して直接言ってくれればと思うのは私だけじゃないはず・・・

環球時報(中国の新聞)
日本が再び中国製“毒ギョーザ”をあおる

予想通りの内容、相変わらず中国共産党がメディアをコントロールしてますね。

福田首相、サミット中に報告受けていたことが判明


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毒ギョーザ問題 首相官邸「この件は掘り下げるな」 [政治]

中国製冷凍ギョーザによる薬物中毒事件の後、中国国内で回収されたギョーザを食べた中国人が中毒症状を起こしていたことがわかった。警察庁や政府関係者によると、中国国内で中毒事件が起きたのは今年6月ごろ。日本での中毒事件を受け、中国の製造元「天洋食品」は中国国内でギョーザを回収したが、倉庫にあった該当のギョーザを食べた中国人が有機リン系の殺虫剤成分「メタミドホス」による中毒症状を起こしたという。この事実は、7月初めの北海道洞爺湖サミット直前に、中国外務省の幹部から在中国日本大使に「これは胡錦濤国家主席の直接のメッセージだ」として伝えられた。政府関係者によると、すぐに首相官邸に報告があったが、官邸からは「この件は掘り下げるな」と指示があったという。これまで日本と中国の警察当局は双方とも自国内でメタミドホスが混入されたことを否定しているが、警察庁は、この事実により「メタミドホス」が中国国内で混入された可能性が高まったため、北京オリンピックの終了後に捜査協力を本格化させる方針。【news24】

このニュース、スッパ抜いたのは読売新聞でした。
一方昨日報道された、中国武装警察による日本人記者暴行事件で
暴行を受けた記者2人のうち、1人が日本テレビ=読売新聞の子会社です。

とすると・・・と、この2つの点を線で繋げたくなるタイミングですね。

ところでこの記事では首相官邸が「この件は掘り下げるな」と指示したとあったらしいのですが
これを指示したのは誰でしょうか?
ちなみに日本テレビは今日の夕方のニュースで
「福田首相は今日はじめてこの事実を知った」と報じていましたが
今の内閣(or 自民党)で重要案件を福田首相に知らせず
官僚に指示できる人物はいないような気がしますが。
しかも福田首相、先の内閣改造直後に「国民目線の政策の実現」を強調してたので

 本当は知っていたけど五輪をひかえた中国との外交を優先するためにとぼけた

というところでしょうか。
(同じく知らなかったと言っていた野田消費者相は本当に知らされていなかったような気がしますが)
国民に知らせると大騒ぎするので黙っておこうという隠蔽体質は
国民にとっては完全にバカにされているので腹立たしいものの
今の日本を任せたい人、あるいは党が思い当たらないというのが
世論の多数ではないでしょうか。

どうなる日本!?
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iPhoneの最低月額料金が2990円に [携帯]

ソフトバンクグル-プ(東:9984)のソフトバンクモバイルは5日、iPhoneのパケット通信料定額サービス「パケット定額フル」を利用パケット数に応じて変動する2段階定額制(1,695円~5,985円)に改定し、2008年8月利用分より適用開始する、と発表した。これにより、iPhone 3Gが最低月額料金2,990円で利用可能となる。改定前は、最低月額料金が7280円だったことから「iPhone 3Gが欲しいが購入できない」との声が多く、この改定により料金面での不満が大きく改善された。iPhone 3Gの利用者は、この改定により、月額料金2,990円~7,280円でソフトバンク携帯電話への1~21時までの国内通話し放題、携帯会社(宛先)に関わらずメール送受信し放題、Webブラウジングや動画サービス、地図サービスのパケット通信し放題となる。また同社は、iPhone 3Gを確実に購入できるよう、8月6日(水)より「iPhone 3G」取扱店にて予約受付を開始する、という。【Livedoorニュース】

発売当初は限られた販売店に長蛇の列ができてましたが
今家電量販店をのぞいてみると、結構在庫が置いてありますよね。

売れない原因がこれまでの月額料金(7280円)にあったのは間違いないと思いますが
さすがワンマン経営の会社、軌道修正が実に早い。


するとソフトバンクの独走決定???


携帯電話の料金をきちんと確認している人ならば
最低料金で何パケット利用できるか気になるところなのですが・・・

1,695円=20,000パケット=約2.44MB

え、たったの2.44MB・・・( ゚д゚)ポカーン

今回の料金変更での新たなユーザー予備軍としては

 基本ネット接続はPC派
 パケットがよくわからない人

というところでしょうか。
なのでiPhoneでネットに繋ぎまくろうと思っていた人にとっては
残念ながらあまり朗報とは言えないかもしれませんね。
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訃報 漫画家の赤塚不二夫さん死去 「おそ松くん」「天才バカボン」 [漫画]

「おそ松くん」「天才バカボン」などで知られる漫画家の赤塚不二夫(あかつか・ふじお、本名・藤雄=ふじお)さんが2日午後4時55分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。72歳だった。旧満州(現中国東北部)出身。自宅は東京都新宿区中落合1の3の15。葬儀・告別式などは未定。終戦で大陸から引き揚げ、奈良県で育つ。小学生時代に手塚治虫作品に感激し、漫画家を志した。中学を卒業して3年間、新潟市の看板店に勤めた後、昭和28年に上京。化学工場で働きながら、漫画雑誌への投稿を重ねた。31年、「嵐をこえて」でデビュー。東京都豊島区椎名町にあったアパート「トキワ荘」に転居し、石ノ森章太郎や藤子不二雄らと腕を磨いた。34年には“赤塚ギャグ”のはしりとなる「ナマちゃん」が好評に。37年には「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」が爆発的にヒット。続いて「天才バカボン」「もーれつア太郎」などのヒット作を連発し、“ギャグ漫画の王様”となった。ニャロメ、ウナギイヌ、レレレのおじさんなどのユニークなキャラクターを生み、「シェー」「ダヨーン」「これでいいのだ」などの流行語も数多く誕生させた。平成9年12月に自宅で吐血して入院、食道がんが判明。その後も急性硬膜下血腫や脳内出血で緊急手術を受け、14年以降は創作活動を休止していた。昭和40年に小学館漫画賞(おそ松くん)、47年に文芸春秋漫画賞(天才バカボンなど)を受賞。平成10年に紫綬褒章を受章。15年には東京都青梅市に「青梅赤塚不二夫会館」がオープンした。【産経ニュース】

やっぱりダメだったか・・・
食道がんで倒れたときは、ウイスキーを片手にテレビ出演されていたんだけどね・・・

NHKのBSオンライン、ハイビジョン特集「赤塚不二夫なのだ!!」では
最後に倒れたとき、意識が朦朧とした状態で
看護婦さんにむかって「おっぱい」とつぶやいたことを紹介していたが
これが最後の言葉となるとは、なんとも赤塚さんらしい。

ご冥福をお祈りいたします。
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JOMOカップ 日韓オールスター戦 Jリーグ選抜は1―3でKリーグ選抜に完敗 [スポーツ]

サッカーの日韓プロリーグ選抜が対戦するオールスター戦、JOMOカップは2日、 東京・国立競技場で行われ、Jリーグ選抜は1―3でKリーグ選抜に敗れた。J選抜は前半37分にチェ・ソングッ(城南)に先制ゴールを許し、後半には2点を失った。0―3の後半22分に闘莉王(浦和)がセットプレーから右足で得点したが、及ばなかった。最優秀選手賞はチェ・ソングッ、敢闘賞は闘莉王が受賞した。Jリーグのオールスター戦は昨季まで東西対抗などの形式で開催され、選手は主にファン投票で選出された。今回から実施方法が変わり、J選抜は指揮を執ったオリベイラ監督(鹿島)の意見を参考に選考委員会が選んだ。来年のオールスター戦は韓国で行われる。【Sponichi Annex】

久々に後味の悪い試合だった。
この気分の悪さはひとえにJ側とK側の「勝利への執念」の差から来ている気がする。

試合前、韓国では以下の記事が話題になっていた。

韓国選手、「JOMO CUP 韓日オールスター戦」で独島パフォーマンス予告

要は韓国代表選手が今大会でゴールを決めた暁に
「独島は私たちの地」というアピールをすると予告したことに対し
サッカーに政治的メッセージを付与することはFIFAの倫理憲章に反するとの理由で
大韓サッカー協会コ・スンファン対外協力局長が自粛を促していたということだ。

この騒動の背景には、日本政府が中学校の学習指導要領解説書への
竹島(韓国名・独島)の記述を決めたことに対する韓国の強い反発があるのだが
この件に関する情報量にも日本と韓国の差は歴然だ。
日本の政府やマスコミは、国民レベルでの日韓関係を損なわないよう
明らかな情報統制をしているのに対し
韓国では国をあげて過激な反日運動を日々煽っている。

かたや国家の威信にかけて勝利にこだわった韓国。
かたやプロ野球のオールスターのようなお祭り気分で参加した日本。
(あるいは先のワールドカップ日本代表を意識していた選手も多かったか?)
身体的・技術的パフォーマンスに差がなくても結果に差が出るのは歴然だろう。

さて、今日の試合で韓国選手が独島パフォーマンスをしなかったことに多少安堵感があるものの
試合直後に韓国人による次のような悪質な書き込みにはうんざりするものがある。

K-League ALL Stars 3-1 MONKEYS All Stars

Today the Koreans gave the MONKEYS a football lesson.
Haha.

Winner is Korea, LOSER is the MONKEY Islands.
Hey monkys, monkeys, Japanese MONKEYS!!
You deserve to be the slaves of Korea.

http://jp.youtube.com/watch?v=5auhnPbW-FY
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高野連 桐生第一高校の出場認める [スポーツ]

2日開幕する第90回全国高校野球選手権記念大会に群馬代表で出場を決めている 桐生第一高校の野球部員が強制わいせつ容疑で逮捕された事件について、 日本高校野球連盟は1日、全国理事会で審議し、同校の出場を認めることを決めた。【asahi.com】

出場をめぐって賛否両論のこの事件、みなさんはこの決定についてどう思われますか?

ちなみに不祥事で出場辞退した高校とその事由:

開催年 大会 学校 辞退理由
1922年 夏・第8回 新潟商(新潟) 部員の病気
1935年 春・第12回 浪華商(大阪) 系列校にからむ刑事事件
1939年 夏・第25回 帝京商(東京) 部員の出場資格問題
1939年 夏・第25回 日大三(東京) 部員の出場資格問題
1952年 春・第24回 門司東(福岡) 部員の試験免除
1958年 春・第30回 浪華商(大阪) 在校生の恐喝事件
1965年 春・第37回 高知商(高知) 部員の暴力事件
1967年 春・第39回 津山商(岡山) 元部員の暴力事件
1971年 春・第43回 北海(北海道) 在校生の暴力事件
1971年 春・第43回 三田学園(兵庫) 在校生の暴力事件
1971年 春・第43回 市和歌山商(和歌山) 在校生の暴力事件
1971年 春・第43回 南部(和歌山) 在校生の暴力事件
1975年 春・第45回 門司工(福岡) 在校生の暴力未遂
1984年 春・第56回 池田(徳島) 部員の飲酒運転事故
1984年 春・第56回 函館大有斗(北海道) 部員のひき逃げ事故
1985年 春・第57回 明徳義塾(高知) 部長の売春斡旋事件
1987年 春・第59回 東海大浦安(千葉) 部員の暴力事件
1989年 春・第61回 岩倉(東京) 指導者の暴力事件
1992年 春・第64回 上宮(大阪) 元監督の在校生への暴力事件
1992年 春・第64回 神戸弘陵(兵庫) 部員の喫煙
1999年 春・第71回 開星(島根) 部員の出場資格問題
2000年 春・第72回 敦賀気比(福井) 部員の無免許・飲酒運転事故
2002年 春・第74回 仙台育英(宮城) 部員の部内暴力
2005年 夏・第87回 明徳義塾(高知) 部員の暴力事件・喫煙
2006年 春・第78回 駒大苫小牧(北海道) 部員の飲酒・喫煙

今回の場合は球児が既に甲子園入りしており、
不祥事が社会に及ぼす影響よりも
辞退に伴う関係者への混乱を回避したという側面が大きかったような気がします。

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